交差点に掲載する誘導看板の文字表示について、特に交差点化から少し離れた看板の、交差点側の誘導文字を「右折」か「左折」か?皆さまも迷われることがあるのではないでしょうか?
例えば、北行きでお店が東方向にある場合の表示は、もちろん「右折」とするのが一般的です。
しかし、看板が交差点から離れた位置にある場合、表示の仕方は判断に迷います。
仮に、交差点から約20メートル北に看板を設置するケースを考えてみましょう。
この場合、北行きのドライバーが看板を確認した際、「右折」と表示すべきか、それとも振り返って「左折」と表示すべきかということです。
私たちは、以下のような基準で、お客様にアドバイスしています。
- 交差点から看板が視認できる場合
交差点から看板の位置や文字が認識できる場合、ドライバーが交差点付近で判断を行えるため、誘導文字は「右折」と表示します。 - 交差点から看板が視認できない場合
看板が交差点から離れており、文字が読めない場合は、交差点を通過した後に振り返る形で「左折」と表示します。この表示により、ドライバーの混乱を防ぐことができます。
現場での確認の重要性
最終的には、実際の設置場所で現場確認を行い、運転者の視点でリアルに想像してみることが大切です。
「ここを通るドライバーはどう感じるだろう?」と考えることで、看板の表示がわかりやすくなります。